老後もずっと月額5万4000円の給与をもらい続けると
平均的な厚生年金受給者の場合は、無税で給与収入を増やせるのは、年間65万円まで。
つまり、月額5万4166円までということになる。
逆に言うと、厚生年金受給者が、老後もずっと月額5万4000円の給与をもらい続けるというのは、税制面を考えると賢い働き方だということになる。
収入がすべて給与所得控除と調整控除で控除されるので、所得が発生しない。
所得ゼロだから税金を支払う必要もないし、
年金保険料の支払いも必要がないからだ。
夫婦それぞれが5万4000円の給料をもらえば、
年金月額が13万円の時代になっても、
月収は23万8000円と、
かなりよい生活をすることができる。